遊牧の知恵が生んだ文化のシンボル、チベット高原のお守りストラップ
ウド(Ö-RDO) は、雪域高原(チベット高原)の遊牧文化が生んだ知恵の結晶です。もともとは家畜を追うための道具でしたが、今では高原に住む人々のアイデンティティを象徴する图腾(トーテム)となり、無形文化遺産としても保護されています。

「ウ」は擬音語で、石を投げる時に風を切る音を表し、「ド」は「石」を意味します。その歴史は古代の狩猟時代にまでさかのぼり、生活の道具として、そして精密に家畜を誘導する道具として発展してきました。

社会の発展に伴い、ウドの役割は実用的な道具から文化のシンボル へと変化。今では、どこにいても高原からの祝福を感じさせてくれる、素朴で純粋な吉祥のお守りです。
